海の日の７月１６日，中学校体育館・校庭にて，２年４組の学級活動が行われました。

２年生は校外活動が多い中，4組はクラスのみんなが参加しやすい内容にするため，生徒たちで意見を出し合い校内での活動を考えました。当日は，７日間連続の猛暑日となりましたが，井上健先生，生徒３７名，保護者１１名の参加があり，前半は体育館にてドッジボールと陣取りをし，ゆっくりお弁当を食べて休憩した後は，校庭に出て泥団子づくり，鬼ごっこをしました。

始める前に，企画係が中心となって事前に調べておいた遊びの由来について学習しました。幼少時から慣れ親しんできたこれらの遊びですが，背景には人々の歴史があることを知り，改めて人と人との駆け引きで生まれる一体感を感じることができました。また，自然の土を相手にした泥団子づくりでは，初めは「やだ，触れないー」という声も聞かれましたが，気がつくと予定時間をオーバーして，無心でそれぞれが丸めた泥団子を磨いている様子が見られました。一見簡単な遊びのようですが，まず泥を丸めて形にすることが大人でもなかなか難しく，完成品は人それぞれで世界に一つだけのものでした。力の入れ具合や，水分と砂の交ぜ具合などを，試行錯誤しながら大切につくり上げる課程において，集中力や思考力，手先の器用さなどを養うだけでなく，思い通りにいかなくても何度も挑戦して形にしていくことは人間関係の構築においても応用できる気がします。

さて，締めはお楽しみの水風船投げ！です。校舎の中庭で，思い切り水風船を投げ合い，しぶきと一緒にたくさんの笑い声や笑顔が飛び交っていました。

炎天下のなか，最後まで元気に走り回る源となったのは，合間合間で振る舞われた冷たいかき氷☆イチゴにブルーハワイ，コーラと，好きな蜜をかけて何杯もおかわりして涼をとっていました。

１年生の頃と比べると，互いに気遣ったり，生徒自身が先を見越して自主的に動いたりする姿がより多く見られ，成長を頼もしく感じる学級活動となりました。事前準備から当日の運営にご尽力いただいた学年幹事，学級幹事の方々には，心より感謝いたします。

２年４組    情報委員