全国国立大学附属学校PTA連合会(全附P連)PTA研修会第9回全国大会参加報告

9月28日(金)~9月29日(土),東京都新宿区のハイアットリージェンシー東京にて,全附P連PTA研修会第9回全国大会が開催されました。「子どもたちとこの国の未来のために~今求められる附属の『改革』と『周知』」と掲げたスローガンのもと,全国から212校園854名が集い,本校からは黨校長先生,教育後援会会長,執行部7名が参加しました。
公立私立とは異なる国立大学附属学校の存在意義・役割・特色について考察するため,数多くのプログラムが実施されました。スポーツ庁長官の鈴木大地氏による「スポーツが変える。未来を創る。」と題された講演では部活動のあり方にも言及されました。鳥取県知事の平井伸治氏は,鳥取県が始めた「あいサポート運動」という,障がいを知り共に生きる取り組みを鳥取県案内とともに楽しく解説されました。また,脳科学者の茂木健一郎氏が「脳科学から見た,これからの学び,附属学校の可能性」について講演し,続くシンポジウムで深く議論されました。
そのほか、文部科学省や財務省,内閣府などの行政より財政教育,地域と学校の連携協働,子どもの貧困対策など,有益な情報提供が行われました
斯界の第一人者を招いた分科会では,「あいサポート運動」や,「いじめ問題」「スマホ利用」など,子どもたちの生活に深くかかわる取り組みや問題を学べました。
全国の附属学園と交流を深めながら,今後のPTA活動に生かせる幅広い知見を得られた2日間でした。

全附P連PTA研修会第9回全国大会会場での写真