台風が近づき天候が心配されましたが，無事７月２９日に学級活動が開催されました。活動の内容は，西田先生と生徒たちと学級幹事との話し合いで，野外体験活動や自然とのふれあいができる場所として国立阿蘇青年交流の家で行うことになりました。

当日は西田先生，生徒３８名，保護者１１名と生徒の兄弟３名ほど参加しました。朝７時３０分に学校を出発し９時過ぎに到着。到着後，阿蘇の山を背景に集合記念写真を撮りメイン会場へ移動。入所式では代表生徒の元気な声で開催宣言し学級活動が始まりました。

当日の活動は，午前中は「ピザ窯で焼くピザとパン」と「野菜スープ」を作り，午後は「フライングディスクゴルフ（雨天時は箸作り体験）」を予定していましたが，台風が近づいてきた影響で午前中のみの開催となりました。

ピザ作りは，５グループに分かれ，調理担当，薪割り火起こし担当と役割分担を決めていました。施設の方からの説明後，調理，薪割りの開始となりました。ピザ作りは，１年時の宿泊訓練で作る予定が中止になったということもあり生徒たちは楽しみにしていたそうです。もう中学３年生なので，斧を使っての薪割りや，包丁での野菜切り，ピザの盛り付けは手際よく，また小さなアクシデントの，火起こしの舞う灰や煮えたぎるスープ鍋などの対処も皆で協力し合い予定時間前に料理が完成しました。大自然の中で食べる焼き立てのピザは格別で，生徒も保護者もあっという間に完食でした。最後は皆で後片づけをして終了となりました。

活動を振り返り，生徒からは「一緒に活動することでクラス皆の事を知る機会ができた。親睦を深められて団結力が増した。」などの絆を深める言葉。さらに「計画を立てる事で常に先を考え行動することができた。」「役割分担のおかげで集中し，スムーズにできた。」など，計画から実行に移す事で効率の良い作業ができることをさらに学び，将来の社会生活に生かせる事を実感しました。

保護者から「午後の部が中止になったのは残念だったが，中学校最後の夏休みにクラス皆と交流を深め良い思い出ができた１日だったと思います」と感想が述べられ，生徒，保護者共々一層クラスの絆が深まったと思います。

最後に今回の活動に関してお力添えくださった西田先生，楽しい活動ができるようにと入念に準備をしてくださった学年幹事，学級幹事の皆さまに心よりお礼を申し上げます。

３年４組　情報委員