１０月３１日，附属中学校視聴覚室において，講師に髙野聡先生をお迎えし第２回響きあいセミナーが行われました。
気温が下がり肌寒い日ではありましたが，たくさんの保護者の方々にお集まりいただきました。髙野先生には「やる気を引き出す声かけ～ペップトーク」についてお話いただき，思春期まっただ中の子供を持つ私たちにとってはとても興味深いお話で，時には大きく頷いたり，また時には笑いがあったりと，あっという間の２時間でした。
ペップトークとは相手に伝えるコミュニケーションスキルとして確立したもので，シンプルでポジティブな言葉を使ったコミュニケーションの事だそうです。普段，慌ただしい日々の中で，反抗期の子供についつい投げやりな発言や，ネガティブな言葉をかけてしまいがちですが，そのネガティブな発言をポジティブな発言に変えて伝えていくという方法を教えていただきました。
相手にしてほしいことをポジティブな言葉で伝えることで，思考もポジティブに変わっていくそうです。そのためには相手との信頼関係（ラボール）を築き，私たち自身も前向きでいることが大切だということを学びました。
講話の後半に設けられた質問コーナーでは，親が日常の子育て中に必ず経験した事のあるような実体験を交えての質問などがあり共感が持てました。

ポジティブな気持ちをもつことや言葉使いなど，参加した保護者の方々が今日から実践していこうと前向きになれた２時間でした。
講師の髙野先生，またこのセミナーを企画運営していただいた研修委員の皆さまに心より感謝申し上げます。

講師　髙野　聡先生

 

２年２組　情報委員