平成30年度 第2回学校保健委員会

目的

「熊本大学教育学部附属中学校保健委員会規約」にのっとり,本校生徒の健康増進に関することに役立てる。本校生徒の心身の健康の実態について把握し,意見交換や助言をもとに,今後の健康教育増進に役立てる。

日時

平成31年2月28日(木曜日) 14:00~14:50

場所

熊本大学教育学部附属中学校 委員会室

参加者

黨 武彦校長先生,髙木 徹副校長先生,大山 寛教頭先生,河嶋里亜先生(保健主事,養護教諭),澤田昌宏先生(主幹教諭),東 克彦先生(体育・安全担当),上國料由己子先生(食育担当), 学校医・久高宏徳先生(眼科),学校薬剤師・馬場裕成先生 , 橋本龍生PTA会長,西田幸子PTA副会長,西槇絵里子PTA研修委員長

今年度のテーマ

「いきいきと健康に過ごすために~体力アップ,やる気アップ」

 

今年度の健康教育における取り組みの報告

  • 安全:3学期の避難訓練は火災を想定して実施。火元を明かさず,とっさの判断力も訓練として取り組みました。
  • 体育:12月の駅伝大会に向けて長距離走を実施。単元最初と最終ではかなりタイムが短縮し,同様に実施した意識調査でも意欲の向上が確認できました。昼休みも外で元気に遊ぶ姿が見られます。
  • 食育:家庭科では1年生全員が魚1尾をさばくということで,いわしの蒲焼きを調理実習で作成しました。また給食栄養科が「食への関心,感謝」を目標に月に1回取り組んでいる「おにぎりの日」は2月に8クラスが100%の達成率となるなど,意識の向上もうかがえます。
  • 保健:睡眠の確保とストレス対処がやる気アップのカギで,学期始めにアンケート調査をして,場合によっては担任から直接生徒に声掛けをしてもらうなどストレスマネジメントに努めました。また,シエスタタイムの導入や朝練の時間帯を遅らせたことなどが功を奏して,今年度の保健室利用状況を昨年度と比べると,内科外科ともに来室数が減りました。

協議

学校医の久高先生からは適度なスマホの使用法や視力に合わないメガネ使用について注意喚起をしていただき,薬剤師の馬場先生からは充実した取り組みをしていると評価していただきました。PTAからは,保健室利用への質問や、本会議の報告内容を生徒に共通認識してもらうことの提言,声掛けで「やる気アップ」を目指したセミナーに関心が高かったことの報告がなされました。
心身の健康のために,生活の質が大切と実感できた有意義な会議でした。